菅首相“スマイル全開”でスカスカ…ニコ生で薄ら笑いの本心

公開日: 更新日:

■支持率下落に焦り

 このところ、内閣支持率は下落傾向だ。時事通信の世論調査(4~7日実施)によると、内閣支持率は前月比5.2ポイント減の43.1%で、不支持率は同7ポイント増の26.6%。Go To キャンペーン継続の是非については「感染拡大地域は中断し、それ以外は継続」が44.6%で、「全国で中断」が41.3%。「全国で継続」はわずか10.3%だ。ニコ生出演でイメージ回復とばかりに人気取りを狙っていたのだとしたら完全な不発だ。

「北海道旭川市では自衛隊の看護師が活動を始め、大阪府への派遣も決まりました。国民がコロナ禍という災害に直面し、医療従事者が命がけで対応に当たる中、ヘラヘラと笑みを浮かべて冗談を言う人物が、一国のトップにふさわしいとは思えません。真摯な態度で、国民を安心させるメッセージを発するのが首相の務めです。菅首相は深刻な現状を理解していないのではないか。逆に国民の不安をあおった格好です」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)

 SNSでは〈どういう神経の持ち主なのか〉〈デリカシーなさすぎ〉といった声があふれている。「笑ってはいけない」状況でニタつく菅首相は、どう見ても「アウト」だろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」