NiziUの韓国デビューに“3つの壁”気になるJ.Y.Parkの狙いは

公開日: 更新日:

「まずは日本から」

 韓国エンタメ事情に詳しいノンフィクションライターの高月靖氏はこう話す。

「『NiziU』が韓国でデビューしていないのは、反日感情というよりも“知名度のなさ”が原因だと思いますね。J.Y.Parkが日本でガールズグループをプロデュースしていることは、韓国のエンタメサイトでも少し報じられていましたが、日本のようにその過程を動画配信するようなことはされていない。韓国のSNSやポータルサイトのコメント投稿欄でも、書き込みは少なく、関心の低さがうかがわれます。一部に『日本でやるんだったら、韓国から出て行け』といった過激な書き込みもありますが、それは大勢ではありません」

 さらに高月氏はJ.Y.Parkが手がけるTWICEなどの別グループとの“コンセプトかぶり”も理由に挙げる。

「韓国人、台湾人、日本人の混成グループであるTWICEとそっくりでしょう。K―POP市場の国際的な拡大をもくろむJ.Y.Parkは、まずは現地である日本からと考えているのかも知れません」

 いつか、日本に輸出されたK―POP式グループであるNiziUが、本国に逆輸入される日は来るのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃