BTSに兵役免除案、自社株取得…特例尽くしが許される理由
韓国ボーイズグループBTS(防弾少年団)が8日、「2020MTVヨーロッパミュージックアワード」で、楽曲「Dynamite」を中心に「ベストソング」など4部門を受賞した。同曲は米ビルボード・シングルチャート「ホット100」で韓国アーティスト初の1位も獲得。文在寅大統領がフェイスブックで「K―POPの自負心をより高める快挙」と記すほどで、今や国家の“お墨付き”アーティストになっている。
彼らの人気と共に所属事務所のビッグヒットエンターテインメントも先月15日に株式上場。一時は時価総額1兆円超えし、市場も席巻した。
彼らの世界的躍進に兵役法改正案が浮上。兵役免除、入隊年齢制限の引き上げ特例対象に検討されているという。
■シビアな国民が
これまで韓国芸能界では「兵役逃れ」が問題視されており、BIGBANGは、G―DRAGON(32)の兵役中の特別待遇や怠慢勤務、他メンバーの兵役中のスキャンダルで猛バッシングに遭いグループ活動再開のめどが立っていないほど。兵役に対する国民の目はシビアだが、BTSに限っては全く異なる。