「ザワつく!金曜日」絶好調の功労者はMCのサバンナ高橋だ

公開日: 更新日:

 テレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜午後6時45分)が快走中だ。世帯視聴率13%台をコンスタントに叩き出し、ヒット番組の目安とされる15%を超えることも少なくない。個人視聴率も7%台後半と高い。

 長嶋一茂高嶋ちさ子石原良純が工場見学やスズメバチハンターなどのVTRを見ながら、どうでもいいようなことを勝手にしゃべっているだけなのだが、何がウケているのか。

「言いたい放題でも嫌みがないところでしょうね。お笑い芸人なんかだと、ひがみや自慢が透けて見えてしまいますが、根っからのボンボンとお嬢さまだから、ひんしゅくを買いそうなギリギリ発言でも笑って聞ける。それと、だれにも忖度なしで媚びないといっても、決して下品にならないんです。実は結構気配りがあって、弱い者いじめはしません。だから、見ている方は素直に『そう、そう』『ある、ある』とうなずけて、爽快なんです」(テレビ雑誌編集デスク)

 レギュラーコーナーのご当地ポテトチップスやカップ麺の試食・品評も、ザワ金トリオは子どものころから一流のごちそうを食べてきた舌だけあって、言うことがいちいち的確で、説得力がある。何を食べても、「うまい」「甘い」「やわらかい」しか言わない食リポとは、やはりどこか違うのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋