「ザワつく!金曜日」絶好調の功労者はMCのサバンナ高橋だ

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 番組はほとんど打ち合わせなしだという。是非が問われているような微妙なテーマをあえて選んで、「発言などは全部お任せ。ヒヤヒヤがこの番組の肝だと思ってます」と演出の植田弘樹氏は話している。他の番組だったら、編集でカットしてしまうようなところを、むしろ見せどころにしているのがウケているのだろう。

 番組には、もうひとり隠れた人気者がいる。司会の高橋茂雄(お笑いコンビ「サバンナ」)だ。一茂と高嶋が暴走しそうになるとブレーキをかけてフォローし、一転、ボケ役に回って突っ込まれて笑いをとる。石原も認めているように、「VTRを見ながらしゃべっているだけ」の番組だから、高橋がメリハリをつけないと、1時間15分はもたない。彼が一番の功労者かもしれない。

 そして、今年の「ザワつく!大晦日」は、とうとうNHK紅白歌合戦に真っ向勝負を挑んだ。午後6時から6時間半の年越し特大スペシャルで、松田聖子やMISIAら紅白出場歌手のそっくりさんが次々出演して、本家顔負けの熱唱を披露するという。一茂は「どうせ太刀打ちできないんだから、気楽にやらせていただこう」と早くも脱力モードだが、高嶋は「瞬間的にも勝とうよ。一瞬でも」と意気込む。

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