ジャニーズ2020年の興亡…不祥事と退所に揺れた帝国の激動

公開日: 更新日:

不祥事には厳罰

 名前だけ残すのも、子会社化も、活動停止もアリだが、未成年との飲酒や緊急事態宣言中の外出、そして不倫は完全NG。20年末には全所属タレントを対象に薬物検査を実施したことも報じられた。ジャニーズ事務所の「許すものと許さないもの」がハッキリした一年だった。

 故ジャニー喜多川氏は“発掘”を得意としており、その重要性は今も変わらない。しかし、今のジャニーズ事務所は、自ら延ばした「アイドルの寿命の長さ」に向き合う宿命を背負っている。その志は維持しつつも、タレントそれぞれの人生に応じて、優しく道を“整備”していく流れは、滝沢秀明をはじめとする裏方の人々の、亡き創業者への恩返しなのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束