ジャニーズ2020年の興亡…不祥事と退所に揺れた帝国の激動

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 ジャニーズ事務所にとって2020年ほど激動の年はなかっただろう。嵐のラストイヤーはコロナ禍に翻弄され、退所は相次ぎ、最後は“長男”マッチのスキャンダルも飛び出した。アイドル業界の大帝国はどこに向かうのか。「ジャニーズは努力が9割」の著者で、ジャニーズウオッチャーの霜田明寛氏が分析。

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 創業から半世紀超、10代から50代まで約400人が所属する大所帯となったジャニーズ事務所。今や「ジャニーズだから……」の一言ではとてもくくれないほど、タレントは多様化してきている。ここでは世代別に見ていきたい。

 2020年、最も世間を騒がせたのは、元NEWSの手越祐也(33)と山下智久(35)の退所だろう。2人とも謹慎期間中の突然の退所だが、2人はともに“ゆとり・さとり世代”とも言われる「アラサー世代」。海外やユーチューブなどに活路を見いだしているようだが、身勝手で恩知らずに映る面は否めない。いずれにせよ、この世代は、関ジャニ∞やKAT―TUNの元メンバーを見る限り、退所しても芸能活動を続ける者が多いようだ。

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