桐谷美玲ら発掘 名物女社長のパワハラ&セクハラ疑惑と手口

公開日: 更新日:

 桐谷美玲(31)、黒木メイサ(32)、堀北真希(32)を発掘した芸能プロ女性社長の女性タレントに対する、セクハラ・パワハラ疑惑を発売中の「週刊文春」が報じて騒動になっている。

 問題の人物は、芸能事務所スウィートパワーの女性社長(53)。新人タレントに対して“キスしたい”“ハグしたい”と言いながら体を触るほか、自宅兼事務所の社長宅で同居し、ダブルベッドで一緒に寝る、就寝中は手をつなぐなどを強要。お風呂に入っていると勝手にのぞくなどのセクハラ行為があったという。

元KARAのジヨンも契約終了

 実は同じようなセクハラ行為は、9日に同社との提携が終了した、元KARAのメンバーで女優のジヨン(知英=27)との間でもあったという。知英は2014年に同社に移籍、自宅に住まわせ、日本で女優活動をスタート。日頃から人前で頭をなでるだけでなく、一緒にお風呂に入るなど“近すぎる”関係は業界内では知られていた。そんな生活に不満を抱いたジヨンが、19年に帰国すると、新たに“寵愛”し始めたのが先の新人タレントというわけである。

 この女性社長は芸能界では知らぬ者はいない名物社長で、瀬戸朝香(44)を発掘した人物としても有名。1996年にタレントもスタッフも女性ばかりの「スウィートパワー」を設立。新興ながら桐谷、黒木、堀北(現在は退社)など主演女優が多数在籍する芸能事務所に成長させた辣腕だ。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「社長の“目利き”と何年もかけて粘り強く交渉する“口説き落とし”で有名です。また、女性だけの鉄の結束力でタレント教育も徹底。ジャニーズ事務所から共演女優指名されるほど、スキャンダルゼロで信頼度が高かった。そんな鉄壁が崩れはじめたのは近年の男性タレント部門の設立ごろからでは。スタッフの男性タレントに対する“肩入れ”が問題になったり、退職が相次ぐなど内部が揺らぎ始めた。芸能界は事務所が“肩入れ”し過ぎるくらいでないと売れないのは確かですが“寵愛”とは紙一重。徹底した管理も“監視”になりかねない。女性社長ならずともコンプライアンスに抵触しやすい部分ではあります」

 スウィートパワーは日刊ゲンダイの取材に「担当者が不在」とのこと。ついに日本の芸能界にも#MeToo運動の波が押し寄せたようだ。 

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 3

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  4. 4

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  5. 5

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  1. 6

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  2. 7

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 8

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 9

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 10

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  2. 2

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  3. 3

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  4. 4

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由

  2. 7

    所属先が突然の活動休止…体操金メダリストの兄と28年ロス五輪目指す弟が苦難を激白

  3. 8

    大阪万博は値下げ連発で赤字まっしぐら…今度は「駐車場料金」を割引、“後手後手対応”の根本原因とは

  4. 9

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  5. 10

    国民民主党・玉木代表は今もって家庭も職場も大炎上中…「離婚の危機」と文春砲