(2)コルチゾールとミトコンドリアが大切…MCTオイルとタンパク質を摂取する

公開日: 更新日:

 心身のパフォーマンスを上げるためには、「コルチゾール」の無駄遣いを防ぎ、「ミトコンドリア」を活性化させることが大切である理由を前回説明した。

 コルチゾールは健康維持や疲労回復に欠かせないホルモン。ミトコンドリアは“エネルギーの生産工場”とも呼ばれる、細胞内に存在する小器官だ。今回はそのために実行してほしい、食事運動睡眠のうちの食事方法について、理由とともに説明する。

 コルチゾールとミトコンドリアのどちらにもよい食材に、MCT(中鎖脂肪酸)オイルがある。ダイエット関連で知っている人も多いこのオイルは、ケトン体の生成を促進することでミトコンドリアの活性に役立つことが知られている。

 ケトン体とは、脂肪酸から生成されるエネルギー源。ヒトの体内では、糖から生成されるブドウ糖が不足すると生成される。糖尿病治療や過度な糖質制限ダイエットによって、体内にケトンが多い状態(ケトアシドーシス)になることはごくまれにあるが、MCTオイルを口から摂取して生成される分には問題ない。


 それどころか、体によい作用を多くもたらすことが、近年の研究で明らかになっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす