小室圭さんは奇特な人 皇族の結婚相手探しは想像より大変

公開日: 更新日:

 天皇家や皇族のご結婚相手を探すのがいかに難しいことか――。そこに触れていく。

 今の上皇も例外ではなかった。62年前の1959年、上皇は美智子上皇后と結婚され、それは理想的な国民的祝賀として伝説にもなっているが、裏側はあまり知られていない。

 実は、それまで「お妃候補」といわれた女性は旧華族の令嬢を含めて相当数いたといわれる。当時の新聞がリストアップした数でも1000人を超えたほどだ。それが候補になった途端に早々と結婚して圏外に去っていった。戦後の自由を知った旧華族たちは、皇室に自由がないことを知っていたからだ。当時、皇太子だった今の上皇は、生涯結婚できないのではないか、とこぼされたといわれる。正田美智子さんが候補になっても、やはり最初は断られた。それを、皇太子自らが説得してやっとご結婚にこぎつけたのだ。それほど大変だったのである。

 今の天皇と雅子皇后のご結婚も似た状況で、雅子さまと出会っても、プロポーズするまで6年もかかっている。

 さて、そこで眞子さまの結婚問題である。マスコミや国民世論の多数は、「とかく問題のある小室さんとは別れろ」「無理して結婚しても幸せになれない」「もっとすてきな男性があらわれる」――といったところだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  3. 3

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  4. 4

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  5. 5

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  1. 6

    "家族総出"で話題の長渕剛「桜島ライブ」延期と引退報道…ファンからは《あの問題説明して》と懇願

  2. 7

    橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  5. 10

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり