松たか子「大豆田とわ子」に見るコロナ禍ならではの撮影法

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 松たか子(43)の4年ぶりとなる主演ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)が“すさまじく面白い”と話題になっている。3回結婚して3回離婚したバツ3子持ちの女社長・大豆田とわ子が、とわ子に未練のある3人の元夫たちに振り回されながら奮闘するロマンチックコメディーだ。

「冒頭から短いカット割りでいくつものコミカルなシーンが、伊藤沙莉の軽妙な語りとともに流れ、それを順番に回収していくという形で物語が進んでいきます。途中、船長姿の斎藤工がスポット的に登場したり、湯船に漬かった松が全力でアニメ『ドラゴンボール』の主題歌を歌ったりと、別になくても物語の流れには支障をきたさないけど、しっかり視聴者を驚かす仕掛けも満載で、とても楽しい。といっても、ただ面白いわけではない。残念だけど憎めない3人の元夫を突き放しているようで、しっかり受け止めているとわ子と彼らの絡みがほんのり甘くて渋い。見ているこちらの顔がニヤけてしまう。そんな大人なドラマです」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 フジテレビのホームページでは「コロナ禍で不安な社会情勢が続く今だからこそ……お届けする」ドラマだと紹介されている。実際、“コロナ禍だからこそ”の特徴は他にもあるという。

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