業界激震!「10代20代の半数はテレビを見ない」の衝撃と対策 5年前より20ポイント減

公開日: 更新日:

 テレビ離れはここまで進んでいた――。

 NHK放送文化研究所の「国民生活時間調査2020」が発表され「プレジデントオンライン」が詳細を分析している。

「毎日テレビを見る人」は全体の8割を切り、「10代・20代のおよそ半数はテレビを見なくなった」というのだ。

 基になった調査は、NHKが5年に一度行っている、他の生活行動と関連付けながらメディアとの接触率を分析した信頼性の高いデータ。

 記事によれば「平日の1日に少しでもテレビを見る人(行為者率)」の割合は、全世代で79%。これは2015年調査の85%から、5年間で6ポイント減少している。中でも若年層の落ち込みは激しく、10~15歳は56%、16~19歳は47%、20代は51%と、いずれも2015年調査に比べて、20ポイント前後減少。これは他の世代に比べて減少率が大きく、記事では「若者のテレビ離れ」が加速している実態を指摘している。

 さらにインターネットの利用率も分析しており、「平日にインターネットを利用する人(SNS利用・動画視聴を含む)」は、全世代で45%。このうち、16~19歳は80%、20代は73%、30代は63%。30代を境に「テレビを見る人」との割合が逆転する。70歳以上では、テレビ95%に対して、インターネットは20%に過ぎない。つまり「若い世代ほどネットを見ていて、テレビを見ているのは高齢者ばかり」と言えそうなのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  1. 6

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  3. 8

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  4. 9

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  5. 10

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意