著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「占領下の日本社会」(114)天皇を無視した東條英機たちの暴走、ハル・ノート開戦説という「神話」

公開日: 更新日:
ハル・ノートの内容を知らせる野村吉三郎駐米大使から外務省への公電(外交史料館蔵)/ (C)共同通信社

 太平洋戦争の開戦に至るプロセスを見るに、あえて歴史的に確認しておかなければならないことがある。占領期の4局面で明かされた史実を検証すれば、私たちには容易に理解できることがあるのだ。この4局面にAグループ、Bグループ、そしてCグループを重ね合わせると、戦争は東條英機内閣の「暴走」… 

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