コロナ禍で吉本興業“一人勝ち”が進むワケ 番組外収入にも強み

公開日: 更新日:

 コロナ禍で大きな影響を受けているエンタメ業界。コンサートや舞台は依然として入場制限が行われるなど、収入面の打撃は大きい。

「この1年、芸能プロダクションは大きなダメージを受けました。大手といわれるアミューズやレプロなども、地方や家賃が低額な場所に事務所を移転するケースが出てきています。また、タレントとマネジャーをセットで“独立”させる、体のいいリストラも行われていますね」(ワイドショー関係者)

 そんな中、吉本興業が気を吐いている。今やテレビをつければ、バラエティーだけでなく、スポーツや情報番組にまで、まんべんなく所属芸人たちを出演させている。

「ひとつはユーチューブなどで活躍している芸人さんが多いということ。人気ユーチューバーのHIKAKINらが所属するUUUMと業務提携し、そのノウハウをいち早く取り入れた。その結果、かまいたち霜降り明星なかやまきんに君ら、登録者数100万人を超える芸人がゴロゴロいますからね。また、渡辺直美はインスタのフォロワー数が950万人を超えている。とにかく、SNSに強い事務所という印象です」(バラエティー番組関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー