業界激震!「10代20代の半数はテレビを見ない」の衝撃と対策 5年前より20ポイント減

公開日: 更新日:

 民放キー局の編成関係者はこう話す。

「“若者のテレビ離れ”が加速していることは、もちろんテレビ局も十分認識している。それもあって、広告販売の基準となる視聴率も『世帯視聴率』から『個人視聴率』に代わり、その中でも購買力のある『コア視聴率(13~49歳の視聴率)』が重視されるようになってきた」

 しかし、「悲観しているばかりではない」とこう続ける。

■映像コンテンツの需要は伸長

「テレビという『箱』では見なくなっているが、“映像コンテンツ”の視聴自体は決して落ちていないんです。ドラマ映画やバラエティーも、若い人ほど、スマホで見ている時代です。『テレビは見ない』ではなくて『テレビで見ない』という感じですね。テレビ局はユーチューブやTVer、そして各局が取り組んでいるHuluやFODなど、どんどん配信系を重視する方向に移行している。広告出稿もそうです。いずれNHKと同じく、民放の地上波の番組も、ネットの同時配信で見られるという時代が来るでしょう」

「テレビ離れ」は進んでいるが、「映像コンテンツ離れ」は進んでいないということのようだが、さて。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒