「聞書 戦前の暮らし方」古川柳蔵、三橋正枝編

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「聞書 戦前の暮らし方」古川柳蔵、三橋正枝編

 大学教授の編者は「持続可能な暮らし方」というテーマで研究している学生から、祖母は風呂たきをしている間は本が読めるので風呂たきが好きだったという話を聞き、持続可能な暮らし方のヒントは便利なものが導入される前の暮らし方にあるのではないかと考えた。そこで「90歳ヒアリング」を始める。

 兵庫県では昔は竹の籠にご飯を入れていた。ご飯がなくなったら籠についている乾いたご飯粒を固めて、アメや砂糖を入れて食べたという。

 高知県では、いろりのある部屋と座敷の二間だけの家が多かった。裕福な家は奧の間もあった。

 ほかに仕事や遊びなど、600人の貴重な証言集。 (筑摩書房 2530円)


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