WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】
侍ジャパンが描いたWBC連覇の夢は、あっけなく準々決勝で潰えた。大谷翔平(ドジャース)ら史上最多のメジャーリーガーを擁しながら、なぜ負けたのか。全4回にわたって報じてきた「侍J惨敗の内幕」を総括する。
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ベネズエラ戦の直接的な敗因はリリーフ陣の崩壊だった。しかし、それは起こるべくして起きた惨事だ。今大会に招集された投手14人のうち、リリーフ専門家はわずか3人。この極端に偏った構成が、短期決戦における最大の敗因となった。
首脳陣は、本来先発の投手を「第2先発」「第3先発」として起用することで穴を埋めようと試みたが、この急場しのぎの策は機能しなかった。先発投手にとって、不慣れな救援登板、特に緊迫した場面でのイニングまたぎは困難を極める。経験の乏しい投手がプレッシャーのかかる場面で失投し、逆転負けに繋がった。
投手陣の歪みは、大会が始まる前から深刻化していた。宮崎合宿直前に平良海馬(西武)、石井大智(阪神)、さらに松井裕樹(パドレス)といった主力救援投手が相次いで辞退。しかし、その代替として招集されたのは隅田知一郎(西武)や金丸夢斗(中日)といった先発型の投手であり、編成の偏りは是正されるどころか、むしろ悪化した。


















