著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<15>グラビア特集で一目惚れした麗子さんとは30年来の付き合いに

公開日: 更新日:

 自叙伝を書くにあたって私は、野崎幸助さんのことを知っている何人かを紹介してもらうことにした。その中のひとりが、バブルの時代に中国の浙江大学から東京大学大学院に留学して、心理学を勉強していた麗子さんだった。

 週刊現代のグラビア特集「海外で活躍している女性たち」で取り上げられた女性で、その記事を見たドン・ファンが編集部から連絡先を聞き出して会うようになったという。

 時は流れて2016年に「ドン・ファン」という名前を付けて野崎さんを取り上げたのも週刊現代だった。よほどドン・ファンは週刊現代とつながっていたような気がする。

■30年来の付き合い

 麗子さんはドン・ファンと30年以上の付き合いなので、前妻のCさんとも仲が良かった。20年ほど前、ドン・ファンは東京の新橋で貸金のティッシュ配りをしていた際、車にひかれたことがあった。交差点を左折してきたタクシーに巻き込まれ、車体の下敷きになったのだが、この時は麗子さんも一緒にティッシュ配りを手伝っていたというから浅からぬ間柄だ。ドン・ファンは歩くのが速いが、前につんのめるような危なっかしい歩き方をしていた。これは事故の後遺症が足に残ったためである。

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