著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<58>裏庭に土葬することになった愛犬イブ 早貴被告はゲームに夢中だった

公開日: 更新日:

 家政婦の大下さんが自室の荷物をまとめていなくなった。掃除、洗濯、炊事、買い物などを任せられるお手伝いさんを新たに探さなければならないから、困るのは野崎幸助さんである。

 かつては田辺市内の家政婦斡旋所に依頼したこともあったが、お手伝いさんを盗っ人呼ばわりするトラブルを何度も起こしていたため、向こうから拒否されていた。

「早貴ちゃんにやらせればいいじゃないですか」

 リビングで私が言った。

「アレはダメだ。やらないから」

「でも、やらせればいいじゃない」

「……」

 ドン・ファンは苦笑するだけだった。きっと早貴被告に家事をやらせることは、最初から諦めていたのだろう。

「結婚するときに、家事はしなくていいって社長に言われましたから」

 結婚後に早貴被告が笑いながらしゃべったことがあったが、堂々と家事放棄を言い放つ神経に私は違和感を覚えた。一体、どんな育ち方をしてきたのだろう? 深窓の令嬢のような家柄ではなく、ごく一般的な家庭で育ったようだが、家の手伝いもしなかったらしい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白