中森明菜の寂しきファンクラブ会報…何度も「元気」の2文字が綴られる意味深

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■父親とは26年も音信不通

 円満だった家族関係も1995年に実母が亡くなると、一切の連絡を絶った。ことしで88歳の実父、明男さんは東京都清瀬市の郊外で1人暮らしをしつつ、明菜への呼びかけを続けてきたが、最近は文春オンラインでこんなコメントも伝えられた。

「明菜が会いたくないのなら、もう会わなくてもいい。もういいです」

 携帯も持っておらず、連絡の取りようがないのだそうで、26年の音信不通、断絶が諦めの境地へとなってしまったか。

「かつて明男さんに頼まれて、明菜さんのマンションまで、『連絡を下さい』というメッセージを届けたことがあります。しかし、それにも全く、なしのつぶてだったそうです。妹の明穂さんが2019年、52歳の若さで亡くなったときも、葬儀にも参列されなかったと聞いています。関係者の間でも、彼女の近況はおろか目撃談さえ聞こえてこないままなのです」(青山氏)

 このファンクラブ会報は、唯一、明菜の生存確認ができるものだとしてファンの間では大事にされている。花の82年組の筆頭格にして、いまや伝説的存在となっている中森明菜。楽しく笑う、元気な姿をそれでもファンは心待ちにしている。

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