海老蔵にコロナと公演不入りのWパンチ…収入3億円の襲名披露も遠のき正念場

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「コロナ禍で高齢のひいき筋が行けなかったのが大きい。1月はご祝儀公演といって、ひいき筋は必ず足を運ぶものですが、海老蔵に新作歌舞伎を求めていなかったこと、西野さん側のファンに歌舞伎という表現が響かなかったこと、実行委員会形式で宣伝が弱かったことが敗因では。歌舞伎にしたらどう楽しいのか、説明できていなかった。一連のプペル作品のように“SNSだけで拡散”とはいかず、今更ながら松竹の宣伝力に気づかされたのでは」

■松竹との間には隙間風も

 市川団十郎と長男・勸玄(8)の新之助ダブル襲名披露も延び延び。実家も売却、歌舞伎座公演の出演も少なく、何かと“モノ申す”海老蔵と松竹の間には隙間風も。

「襲名披露が行われれば3億円ともいえる収入が見込める一大事業。いつお披露目できるかわかりませんが、いかにモチベーションを保って自分を磨くかが課題でしょう」(前出の川内氏)

 海老蔵は正念場だ。

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