海老蔵にコロナと公演不入りのWパンチ…収入3億円の襲名披露も遠のき正念場

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 市川海老蔵(44)に覇気がない。先月19、20日の「プペル~天明の護美人間~」(新橋演舞場)と21~23日の市川海老蔵企画公演「いぶき、」がオミクロン株の影響を受け公演中止になったのだ。いつも前向きな海老蔵にしては珍しく、25日のSNSでは「ここ数日なかなか起きれませんでした、おそらく舞台の疲れと二日間出来なかった心のショックが大きかったんだなと思います」と記している。

 その背景にはコロナという不可抗力以外の理由もあるという。発売中の「女性自身」によると「プペル」歌舞伎が不入り。SS席が3万円と通常の歌舞伎の倍近い設定で、1万円以上の席の売れ行きが悪く、チケット販売サイトでは会員限定で1万4000円の席が1万2000円に値下げされていたというのだ。作品自体は舞台を見た人たちの満足度も高く、評価は上々。海老蔵としてもプペルが自信作なのは確かで、海老蔵の集客力と西野亮廣(原作・脚本)のファンで満席にできると思っていたに違いない。過去に漫画原作の「ワンピース」歌舞伎が連日満員御礼で市川猿之助(46)が注目されたこともあっただけにショックは大きいはずだ。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

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