西島秀俊は国際スターの仲間入りで露出減?「ドライブ・マイ・カー」オスカー候補で注目

公開日: 更新日:

「さらに“株”が急騰してしまうと、逆に露出が減ってしまうでしょうねえ」とドラマ制作会社関係者はため息をつく。

 濱口竜介監督(43)の映画「ドライブ・マイ・カー」で主演を務めた西島秀俊(50)の話だ。

 ご存じの通り、同作は第94回米アカデミー賞で邦画初となる最高賞の作品賞と脚色賞に加えて、監督賞、国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)の4部門でノミネートされている。

 すでに昨年7月の仏カンヌ国際映画祭で邦画初の脚本賞など、さまざまな映画賞を受賞しているが、「そうはいってもオスカーは“別格”ですからね」と映画誌ライターがこう続ける。

「ほぼ確実視されている国際長編映画賞の受賞が決まれば、2008年の『おくりびと』(滝田洋二郎監督)以来の快挙です。そのうえ初の作品賞や脚色賞なんてことになれば、日本での盛り上がりもこれまでの比じゃないでしょう」

 主演の西島の注目度も飛躍的に上がることは、まず間違いない。

「『おくりびと』が受賞した時も、企画&主演のモックン(本木雅弘)は一躍“時の人”になりました。西島さんはすでに1月の全米批評家協会賞でアジア初の主演男優賞を受賞し、役者として海外で高評価を受けていますし、いよいよ渡辺謙さんと並ぶ“国際スター”の仲間入りですか」(前出の映画誌ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波