著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

高齢者は「朝タンパク」で転倒を防げる? 高齢女性対象の横断研究も

公開日: 更新日:

「最近よくつまずく」「ペットボトルの蓋が開けにくくなった」──こうした変化は、年齢のせいと片付けられがちです。しかし背景には、加齢に伴う筋肉量と筋力の低下、いわゆるサルコペニアやフレイルがあります。

 転倒、骨折、要介護……その入り口となる深刻な問題です。

 予防の柱は「運動」と「タンパク質摂取」といわれてきました。ところが近年、「いつ食べるか」が同じくらい重要ではないかという研究が積み重なっています。

 早稲田大学のマウスを用いた実験では、タンパク質を一日の早い時間帯(活動期前半)に多く摂取した群では、夕方中心に摂取した群に比べて筋肉量がより維持・増加しやすいことを示しました。

 さらに同じ研究で、高齢女性を対象とした横断的解析でも、朝食でタンパク質をしっかり摂取している人ほど、骨格筋量や握力が高いことが報告されています。

 背景には、筋肉に存在する時計遺伝子のリズムと、タンパク質摂取のタイミングの組み合わせがあると考えられています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈55〉仮死状態で生まれた三男、「視聴率30%と交換してくれ」と星空に願ったら…

  2. 2

    まるで高市首相就任の“ご祝儀”箇所付け…地元奈良の選挙区ばかり交付金「最大6.24倍」増額の仰天

  3. 3

    日本ハム「織田翔希ドラ1強行指名」に現実味 メジャー挑戦を揺るがす制度変更が“付け入る隙”に

  4. 4

    巨人復帰有力の阿部前監督に「補強最前線」の大仕事 標的の床田寛樹は阪神と争奪戦、森下暢仁はメジャー挑戦公言

  5. 5

    日テレ森圭介アナは社労士合格 「news LOG」和久田麻由子アナ、さらなる飛躍を目指せる「資格試験」のススメ

  1. 6

    大谷翔平に“限界説”…米スポーツ誌は「投手断念」と指摘、左膝は2度目の手術の可能性も

  2. 7

    リール上田綺世が「足底筋膜」完全断裂でアジア杯絶望…森保J「1トップ」奪取狙う若手FW3人の名前

  3. 8

    維新・中司宏大臣ついに国会で追及される!「裏金疑惑」証拠音声データ「自分の声だ」認めた

  4. 9

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  5. 10

    声優・講談師の麻上洋子(一龍斎春水)さん 童謡詩人・金子みすゞの伝承イベントをライフワークに

おすすめ求人情報

高松でオフィスワークへの転職を考えている方に/ベルシステム24のお仕事紹介
株式会社ベルシステム24 香川県 高松市 アルバイト・パート / 契約社員
時給1,150円~1,500円
オフィスワークスタッフ/未経験OK/PCを使ったカンタン事務/丁寧な指導
株式会社RIOT 埼玉県 草加市 正社員
月給24万円~50万円
髪色・ネイル自由のオフィスワーク/未経験歓迎の電話対応カスタマーサポート
株式会社APパートナーズ@昇給@未経験 大阪府 大阪市 契約社員
時給1,400円~1,500円
Sponsored by 求人ボックス