著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【馬肉】「肝」の働きを整え「血」を補う効能でこむら返りを改善

公開日: 更新日:

 突然、ふくらはぎが痛んで動けない……。運動中や睡眠時に起きやすい「こむら返り」。医学的には「有痛性筋けいれん」といわれ、ふくらはぎの筋肉が自分の意志に関係なく突然異常に収縮し、けいれんする症状をいいます。多くはふくらはぎに起こりますが、足の裏や指などに発生する場合もあります。

 原因としてまず挙げられるのは、筋肉の疲労です。運動などによって疲労した筋肉は硬直してけいれんを起こしやすくなります。また、血行不良もこむら返りを起こしやすくなる要因です。足の筋肉は、収縮することで心臓に血液を送り届けるポンプのような役割を担っています。立ちっぱなし、座りっぱなしの状態が続くと、この機能が低下してこむら返りにつながるのです。

 ミネラルバランスの乱れも影響します。カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラルは筋肉の弛緩に関わっています。発汗や脱水によってこのバランスが崩れると、けいれんが生じやすくなります。そのため、じつは夏はこむら返りが起きやすい季節といえます。汗をかくことでミネラルが失われやすいのです。また、冷房による冷えで血行不良になりやすいことも、こむら返りを起こす原因につながります。

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