眼瞼下垂症の切らない治療(3)「アップニーク」は必ず眼科で相談を
今年5月に発売されたばかりの眼瞼下垂の治療点眼薬「アップニーク」を「試してみたい」「ちょっと気になるな」と思われている方は、必ず眼科に行って眼科医に相談するようにしてください。
なぜ、わざわざこれをお伝えするのか。実はこのアップニーク、自由診療ということもあり処方しているのは眼科だけではないからです。美容外科などでも処方が可能です。しかし、私としては眼科で眼科医と相談し、診察を受けてから使い始めていただきたいのです。目の薬なわけですから、「使用しても問題ない患者さんかどうか」を眼科医が診察するのが当然だと考えています。
アップニークは、いくつかの副作用が報告されています。たとえば副作用のひとつ、「散瞳」は、前号で伝えたように、目の中の瞳孔(黒目の中央にある小さな穴)が開き、開くとまぶしさを感じたり、物が見えづらくなったりします。
散瞳自体は珍しい症状ではありません。暗い所ではだれでも散瞳しますし、眼科では眼底検査のために散瞳する点眼薬を使用することも多いです。しかし、人によってはこれが原因で「急性閉塞隅角緑内障発作」を起こす可能性があります。


















