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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

ゴルフも相場も…「一発狙い」の危うさ

公開日: 更新日:

「支店長、アイアンですか……」

 私がサラリーマンだった若かりし頃の社内コンペでのワンシーンだ。

ゴルフは安全第一」

 そう考えるプレーヤーが多いなか、後ろの組から追いついた課長の無邪気な一言に、全員が凍り付いた。

 支店長が2発OBを打った後の、3回目の打ち直しだったからだ。

「飛ばなければOBはない」。確かにその通りだ。アイアンという手堅い選択で、着実にカップへ近づく──それの何が悪いのか。

 ゴルフとは夢を追う場所ではなく、スコアを追う場所なのだ。

 かつて超音速旅客機コンコルドが「音速の壁」に挑んだように、ゴルフでも相場でも、人は「速さ」や「爆発力」という麻薬に魅了される。

 しかし、コンコルドが代償として支払ったのは、座席数に見合わぬ燃料費と衝撃波(ソニックブーム)という騒音だけだった。

AI・半導体株は破滅的な二匹目のドジョウ

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