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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

芸能界の"爆弾男"暴露へのモヤモヤ 狙うのは個人事務所のタレントばかり

公開日: 更新日:

 モヤモヤするのはこれだけではない。例えばもし本気で渡部の不倫を暴露しようと思うなら、LINEで公開した「今回の子は素人?」なんてスクリーンショットをチラ見せするだけでなく、東谷氏が斡旋した全ての女性を明かしてほしかった。東谷氏が渡部と何年来の付き合いだったのか、もう少し具体的な形でどうやって不倫をアシストしたのかも説明できただろう。この"微妙に急所を外した"ような暴露が、筆者にはどうにも気になる。

■「三浦春馬さんとの食事」は中身ゼロ

 東谷氏は亡くなる3カ月前の三浦春馬さん(享年30)とともに、三浦翔平(33)の同席のもとで京都で食事をしたことも明かしている。

 三浦さんとは「親しくなかった」と断ったうえで、「いつもの春馬とは何も変わらなかった」と話す東谷氏の言動は、芸能記者の目から見てにわかに信じられなかった。何をもってして、親しくない人が「いつもと変わらない」と言い切れるのだろう。食事中の会話について触れることもなく、あまりに内容の薄い暴露トークだった。

 恐らく、アテンダーの仕事には熱心なのだろうが、鈍感な性格の人物なんだろうなとも感じた。

「お前らの全てをさらけ出す」「死なばもろとも。覚悟しとけよ」なんて勇ましくと公言しておきながら、急所を外した暴露の正体は一体何なのだろう。何かまだ隠されている"取り引き材料"の一つにYouTubeが悪用されているのではと、ついつい疑ってしまう。

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