和久田麻由子アナ人気絶頂なのに「NW9」降板のウラ事情…NHKならではの“人事異動”

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 NHKのアナウンサー人事についてさるテレビ関係者はこう付け加える。

「NHKはアナウンサー人気に頼って視聴率を取ろうという発想は少ないですからね。NHKにとって、アナウンサーはあくまで『社員』なんですよ。民放のように各番組のプロデューサーが主導して、タレント的な扱いで起用を決めたりはしない。本人の希望も聞きつつ3、4年ごとにジョブローテーションさせて経験を積ませる。あくまで『人事異動』という考え方なんです」

 確かにNHKは、この春の番組改編に伴い、番組に出演するアナウンサー174人のうち、6割近くにあたる101人を担当替えすると発表している。2年前、和久田アナに代わって「おはよう日本」に出演することになった桑子アナも、この春からは「クローズアップ現代」に異動だ。

■民放よりシビアな世代交代

「NHKには全国の放送局に500人近くアナウンサーがいますからね。全国紙の記者と同じく、入局すると最初は地方局勤務となり、実績を積んで初めて東京に配属となる。いわゆるデキるアナウンサーや容姿端麗で人気が出そうなアナウンサーは次々と出てくるわけで、どんどん“世代交代”させる必要もあるんでしょう。そのあたりは民放より競争が激しいと思います」(松本京也氏)

 和久田アナと夜9時に毎日会えるのを楽しみに晩酌していたオトーサンはヤケ酒かもしれない。

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