存在感を増す「配信サービス」ドラマでは視聴人数を無視できない域に到達

公開日: 更新日:

 一方、バラエティー番組は、ドラマと違い、その週を見逃したところで視聴者が置いてけぼりになることはないからか、テレビ視聴の方が優位。ドラマはすでに配信での視聴人数を無視できない域に達しているのだ。

 今度も「見逃し配信」や「同時配信」がますます進むと考えられる中、視聴率を視聴人数に、逆に視聴人数を視聴率に換算する手法はさらにブラッシュアップしていくだろう。

 オワコンと言われて久しいテレビメディアだが、あの手この手で視聴者を獲得し、スポンサーのCM出稿を勝ち取る手法は研ぎ澄まされていくはずだ。やはり“視聴率”は、金のなる木なのだ。 (おわり)

(文=在京キー局編成マン)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る