存在感を増す「配信サービス」ドラマでは視聴人数を無視できない域に到達

公開日: 更新日:

 一方、バラエティー番組は、ドラマと違い、その週を見逃したところで視聴者が置いてけぼりになることはないからか、テレビ視聴の方が優位。ドラマはすでに配信での視聴人数を無視できない域に達しているのだ。

 今度も「見逃し配信」や「同時配信」がますます進むと考えられる中、視聴率を視聴人数に、逆に視聴人数を視聴率に換算する手法はさらにブラッシュアップしていくだろう。

 オワコンと言われて久しいテレビメディアだが、あの手この手で視聴者を獲得し、スポンサーのCM出稿を勝ち取る手法は研ぎ澄まされていくはずだ。やはり“視聴率”は、金のなる木なのだ。 (おわり)

(文=在京キー局編成マン)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が