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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

僕らの漫才は完璧 松本人志が述懐する「やすきよに勝った」一生忘れられない日

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ダウンタウンはなぜ売れないのか?」をテーマに、まず紳助の「あいつら(の漫才)オモロいねん。めちゃめちゃオモロいねんけどね、今、はやらへんのや」というダウンタウン評をぶつける。これに対し、松本人志はもはや漫才にこだわっていないと答える。

「もう僕らの中で漫才は答えが出てますから。もうオモロいんや、ほっといても絶対負けへんわって」「僕らの漫才はほとんど完璧です」と自信満々に言い放ったのだ(NHK「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」22年4月22日)。

 事実、彼らがデビューしたばかりの頃、「一生忘れられない日」があると松本は述懐している。正月の超満員のなんばグランド花月で、紳助・竜介→ダウンタウン→やすし・きよしという普段はあり得ない香盤があったそう。

 客からは「早く、やすきよ出せ」という視線。それに燃えた松本はドカーンと爆笑をかっさらう。次のやすきよはそこまでウケておらず「勝った」と思ったという(NHK「笑いの正体」22年3月21日)。やがてダウンタウンはその実力で強引に時代を掴んでいったのだ。

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