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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

楽しんだ方がカッコイイ 菅野美穂はバラエティーに全力で取り組む俳優の第一人者

公開日: 更新日:

「スペシャルが放送になるたびに、なぜ私のところに話がこないのか? ずっと思ってました」(菅野美穂/TBS系「『あらびき団』ゴールデンスペシャル」2月12日放送)

 ◇  ◇  ◇

 ハリウッドザコシショウを筆頭に、数多くのカルト芸人たちを世に輩出した“伝説”のネタ番組「あらびき団」。この番組がまさかのゴールデンタイムの特番として復活。パフォーマーたちを見守るゲストとして登場したのが、菅野美穂(44)だ。その心境を聞かれた答えが今週の言葉だ。

 もともと「あらびき団」好きを公言していた彼女は、お気に入りのネタをドラマの現場の合間や、オフの時に何度も見ていたという。別の番組では、「あらびき団」に出演していたマッチポンプが今どうしているかを調査してもらい、そのVTRを泣きながら見ていた。それを見た「ライト東野」こと東野幸治は「“あらびきの母”を見つけた」と思ったと語る。

 菅野が好きなのは「あらびき団」だけではない。俳優界屈指のお笑い好きとして知られている。「芸人に人生を支えられた」(日本テレビ系「今夜くらべてみました」2021年1月13日)とまで語る。

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