著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

相方にゾッコンほれ込んだ爆笑問題・田中裕二の値踏みしないツッコミ

公開日: 更新日:

「俺、意外にアイツのこと好きなのよ」(田中裕二/フジテレビ系「爆さまネプナイン」3月27日放送)

 番組内でパンチ力を競うゲームに参加した爆笑問題の田中裕二(57)。「誰を思い浮かべる?」と問われ、「俺は人を殴るとか嫌だから……」と語った。ナイナイの矢部に「太田(光)さんでいいんじゃないですか?」と言われて、返した一言が今週の言葉だ。

 田中が太田と出会ったのは、大学入試の試験場。その時、田中は野球のユニホーム姿で挑んだというから目立っていたはずだが、それ以上に目立っていたのが太田だった。あろうことか、試験官に「引っ込め!」などとヤジを飛ばしていたのだ。自分の格好も顧みず「あいつは絶対落ちる」と確信したが、入学式で再会。思わず声をかけ、友人になったというから、お互い相当な“変人”だ。

 50代半ばを過ぎた現在でも、大学の友人のように「仲良くケンカ」という形容がピッタリな関係は続いている。例えば、ある芸人の女性との経験人数の話題の際、太田に向かって田中が「おめぇ3(人)じゃねーか!」と言うと、太田が「おまえも3だろ!」と返し、田中が「俺も3」と笑う(テレビ朝日系「芸人シンパイニュース」2022年1月7日)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲