桧山珠美
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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「さんまのまんま」で考えたコンプライアンス…“裸の王様”に気付かないテレビの愚かさ

公開日: 更新日:

 17日の「さんまのまんま初夏SP」(フジテレビ系)に加藤茶仲本工事高木ブーの3人が出ていた。この3人、そこにいるだけで面白い。

 トークの途中で次のゲストの勝地涼千葉雄大が合流し、話題は昨年末放送のスペシャルドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」(フジ系)になった。「完璧にコピーしてたね」とドラマで加藤を演じた勝地を褒める加トちゃん。さんまが勝地に「あれはやらなかったんだ、ちょっとだけよは」と聞くと「やりたかったんですけどね。本当は……」と奥歯にものが挟まった感じ。

 それを察したか、加トちゃんが「この間、『ドリフに挑戦』(ドリフに大挑戦スペシャル)やったんですよ。ハゲヅラかぶってちょっとだけよを」と言うと「でも、今テレビではアカン?」とスタッフを見るさんま。「クレームは来なかったんですけど」と言う加藤に「あれは来ないけど一応放送局は怖がるのかあ?」とまたもやスタッフを見るさんま。

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