インスタントジョンソン・じゃいさん「誰もが楽しめる理想の競馬を実現したい」

公開日: 更新日:

インスタントジョンソン・じゃいさん(芸人/50歳)

 競馬通で競馬番組などでおなじみのじゃいさんは先月、5年間に遡る馬券払戻金に対する、数千万円の追徴課税を受けてニュースに。奥さんや親のお金も充てて払い、今は国税不服審判所で不服申し立てを請求中だ。死ぬまでにやりたいことは誰もが楽しめる理想の競馬。現在の状況と未来の競馬界への思いを聞かせてもらった。

■数千万円かかる弁護士費用のため寄付をつのる

 ──不服申し立ての目的を教えてください。

 今回の件で、お金を返してほしいわけではなくて、不服も、申し立てをしないとメディアがやがては取り合ってくれなくなるし、僕としては賛同してくれる人を寄付という形で募る目的もありました。寄付は寄付してくれる方の負担が少ない設定にして1人100円からで、上限1000円。今540万円。金額より大事なのは人数です。1万2000人を超えました。

 お金はすべて弁護士費用、税理士費用に回します。裁判は6年かかり、数千万円必要と言われていました。この負担は、現在、借金してしまった僕の身では到底払えないので、集めさせていただいてます。大きな金額を出すと言ってくれた投資家の方もいたのですが、お断りしました。それよりも人数が多い方が世論にもなり、僕の力にもなりますし。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い