インスタントジョンソン・じゃいさん「誰もが楽しめる理想の競馬を実現したい」

公開日: 更新日:

 だから、僕は外れ馬券が経費として認められるか、られないかというピンポイントの話をしているのではないんです。

 過去にトータル72億円購入して78億円当たった人がいて、プラスは6億円なのに、78億に税金がかかるので、約20億税金がかかるわけですよ。さすがにそれはおかしくないですか、と。この方は最高裁で勝ちました。裁判で負けていたら、もう終わりですよ……。

 僕自身は数千万円で、首をくくるしかないところまではいってないけど、今後、僕みたいな人が現れる可能性はあるし、この先を考えると「ここで僕が声を上げないと何も変わらない」と考えました。寄付してくれた方から「やっとこういう人が現れてくれた」という声もいただきました。だいぶリスクはあるんですけども。

 ──じゃいさんの件で初めて当たり馬券と税の関連を知った人も多いと思われます。

 例えばの話で言うと、年間1億円分の馬券を買って8000万円勝てても2000万円のマイナスですが、8000万円に税金がかかるので、さらに2000万円くらいかな、払わなきゃいけなくなるという話なんです。「それは理不尽だ」と言う人も多いし、今回お話ししました税務署の方にも「個人的に思うところはあるんですけど、組織の決定なので……」とおっしゃってましたよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ