インスタントジョンソン・じゃいさん「誰もが楽しめる理想の競馬を実現したい」

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 だから、僕は外れ馬券が経費として認められるか、られないかというピンポイントの話をしているのではないんです。

 過去にトータル72億円購入して78億円当たった人がいて、プラスは6億円なのに、78億に税金がかかるので、約20億税金がかかるわけですよ。さすがにそれはおかしくないですか、と。この方は最高裁で勝ちました。裁判で負けていたら、もう終わりですよ……。

 僕自身は数千万円で、首をくくるしかないところまではいってないけど、今後、僕みたいな人が現れる可能性はあるし、この先を考えると「ここで僕が声を上げないと何も変わらない」と考えました。寄付してくれた方から「やっとこういう人が現れてくれた」という声もいただきました。だいぶリスクはあるんですけども。

 ──じゃいさんの件で初めて当たり馬券と税の関連を知った人も多いと思われます。

 例えばの話で言うと、年間1億円分の馬券を買って8000万円勝てても2000万円のマイナスですが、8000万円に税金がかかるので、さらに2000万円くらいかな、払わなきゃいけなくなるという話なんです。「それは理不尽だ」と言う人も多いし、今回お話ししました税務署の方にも「個人的に思うところはあるんですけど、組織の決定なので……」とおっしゃってましたよ。

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