著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

ドラマの親子共演はうれしいけど…配役をめぐってわが家は家庭崩壊の危機だ~

公開日: 更新日:

 待った! 待った!! そのキャスティングちょっと待ったー!!

 いや、お受けした以上演じさせていただきますよ、コメつきバッタだろうが、突っつかれると途端に丸くなるダンゴ虫の役だろうが……ただですね、俺なんかそこまで本格的じゃないにせよ、少なからず事前に「役づくり」というのをやるもんなんです。

 ね、ここまで申し上げたら、もうみなさん、この後のわが家の展開がわかるでしょ。「ねぇ、お父さん、ボクのビールは?」「はいはいはい、ただいまキーンと冷えたのをお持ちいたしますよ」「つまみ、これしかないんだ?」「えっ、あ! 今すぐコンビニに走りますので少々お待ちいただけますでしょうか」とヘコヘコペコペコと私生活が役づくりになってしまい父親としての威厳なんてあったもんじゃなくなってしまっています……。

 こーいうのが妙な呼び水となり、この先、父親を虐待する息子なんて親子共演が来ないことを願うのです。そーしたら役づくり(私生活)どーなんだよ!? (つづく)

【連載】ダンカンの笑撃回顧録

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃