著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

日焼け対策をしているのに日焼けをしていく意外な理由

公開日: 更新日:

 あるテレビ番組で、紫外線に関してのアンケート結果が紹介されていました。それによると「肌を紫外線から守ることを意識している人は70%超え。一方で、目を紫外線から守ることを意識している人は50%に満たなかった」そうなのです。

 街を見渡してみれば、確かに日傘やキャップは多くの人が使っています。最近では首や口元もすべて日焼け防止グッズでぐるりと覆って目だけを出している人もよく見かけるようになりました。しかし、サングラス姿はまだ少ない。

 みなさん、こんな経験はないでしょうか。「肌を出さずに徹底的にガードしていても、なぜか全身が日焼けしていく」。それは目をUVカット効果のあるサングラスで守っていないせいかもしれません。

 屋外などで強い紫外線を浴びると、目を通して「紫外線が強い」という情報が脳に伝えられます。すると脳の下垂体から「メラニン色素をたくさん作って、紫外線から皮膚を守らないと!」という指令が飛ぶのです。

 そうやってメラニン色素が増えると、皮膚の色は黒っぽく見えるようになります。この一連の流れがあるので、いくら肌を守っていても、目を守っていなければ日焼けしてしまうのです。われわれ眼科医はこれを「視覚による防御反応」と呼んでいます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    箱根駅伝中継所ドクターは全員が順大医学部OB…なぜか協力しない大学がウジャウジャ

  2. 2

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  3. 3

    統一教会「自民290議員支援」で黒い癒着再燃!ゴマかす高市首相をも直撃する韓国発の“紙爆弾”

  4. 4

    「インチキ男 ジャンボ尾崎 世界の笑い物」マスターズで不正しても予選落ち(1994年)

  5. 5

    萬福(神奈川・横浜)異彩を放つカレー焼麺。常連の要望を形にした強めのとろみ

  1. 6

    浜辺美波 永瀬廉との“お泊りデート”報道追い風にCM契約アップ

  2. 7

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  3. 8

    長澤まさみ「結婚しない女優」説を覆したサプライズ婚の舞台裏… 福永壮志監督と結びつけたのは?

  4. 9

    スライム乳の小向美奈子はストリッパー歴12年 逮捕3回経て

  5. 10

    悠仁さま初の新年一般参賀 20年後「隣に立つ皇族」は誰か? 皇室に訪れる晩婚・少子化の波