コンビニ誕生50年超で国内は飽和状態…IT駆使した「激安小型スーパー」がこれからの脅威に

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 6日、セブン&アイ・ホールディングスは2025年7月末現在、国内で2万1770店を展開している「セブン-イレブン」の店舗をさらに約1000店増やす計画を示した。

 セブン-イレブンが1号店を1974年5月に東京・豊洲にオープンし、日本初の本格的フランチャイズシステムを導入したコンビニが誕生してから昨年で50年が経過した。すでに国内が飽和状態になる中、脅威となっているのが小型スーパー。特に存在感を示しているのが、05年の初出店からおよそ20年で1200店舗まで増加した「まいばすけっと」だ。

「コンビニに比べて安さがウリですが、小型スーパーの成功は立地次第といわれる中、まいばすけっとはこの20年でコンビニの跡地を着々と押さえてきた結果、成長を遂げています。コンビニとスーパーの境界がなくなる中、大手小売りは胃袋の争奪戦を繰り広げている状態です」(消費経済アナリストの渡辺広明氏)

 そんな中、全国に340店舗以上を展開しているディスカウントチェーン「トライアル」は、年内に小型スーパー「トライアルGO」を首都圏で出店するという。

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