キムタク参戦「ぎふ信長まつり」が異様な盛り上がり! 地元は嬉しい悲鳴も“過熱報道”に苦言

公開日: 更新日:

 ところが想定していなかった事態が勃発する。オンラインで行った観覧申し込みに対し想像を絶する希望者が殺到したのだ。

「観覧席1万5000人分に対し倍率38倍を超える85万人が申し込んできた。これは岐阜市の人口(約40万人)の2倍以上です。あまりの反響に、市はうれしい悲鳴を上げると同時に新たな問題が浮上している」(地元関係者)

 それは、当日の警備問題だという。

「市は3150万円の臨時予算を申請した。混雑状況が想像もつかないし、観客の将棋倒しなど予測不可能な事態が起こりえる。観客の多さに馬が暴れ出すかもしれない。県警関係者の間には早くもピリピリした雰囲気が漂っています」(前出の地元関係者)

 そうしたなか大手や地元メディアを問わず、ことさら報じられるようになったのが安全性を問う報道。

「“危険だ”“県外から多くの観光客がやってくるためコロナの感染リスクも高まる”など、アオり報道が多くなっているんです。こちらも十分な対応策を取るつもりですから、ことさら不安をあおるような報道はやめて欲しい」(前出の町おこし関係者)

 約10日後に迫った祭り当日に向け、地元関係者は準備に追われると同時に過熱報道に戦々恐々のようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い