椎名林檎「ヘルプマーク」酷似デザイン騒動の背景…アーティストの社会性のなさも一因か

公開日: 更新日:

 歌手の椎名林檎(43)のアルバム「百薬の長」の特典グッズが「ヘルプマーク」そっくりで炎上していた問題。販売元の「UNIVERSAL MUSIC STORE」が、アルバムの発売を延期する騒動に発展した。

 くだんのグッズは、赤地に白い十字マーク、その下に林檎のデザインがあしらわれており、東京都が制定した障害や妊娠などで援助や配慮を必要とする人のための「ヘルプマーク」(赤地に白い十字マーク、その下は白いハートマーク)とソックリだった。

 ユニバーサルは「デザインについて改めて弊社で検証しましたところ、法令の確認を含めた各種チェックが不十分であったこと、また、日本赤十字社及び東京都福祉保健局からも各マークの使用規定などについてご指導を頂きましたことなどを踏まえ、このたびの決定に至りました」と説明している。

 椎名林檎といえば、もともとナース姿のコスプレで歌い、パッケージに赤十字のマークのデザインをあしらったグッズなども販売しており、今回のデザインもその延長線上にあるとの見方もある、一方で、SNS上では、「さすがにアウト」「ヘルプマークつけるの怖くなった」などと困惑や不快に思う声が上がっている。音楽業界に精通するある関係者はこう話す。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”