椎名林檎「ヘルプマーク」酷似デザイン騒動の背景…アーティストの社会性のなさも一因か

公開日: 更新日:

「奇をてらってやったものと思いますが、これは完全にアウトでしょう。やらかしてしまった。政治家の失言と同じです。椎名さん自身の発案かスタッフの発案かは分かりませんが、いずれにせよ、最終的にOKを出しているのは椎名さんのはずです」

■何かに突出している人は何かに欠落している

 しかし、「これは持論ですが」としたうえで、この関係者は続ける。

「一般的にアーティストに社会性に欠ける人は少なくありません。何かに突出している人は何かに欠落しているわけで、人気のある人ほどそういう傾向は強い。クリエーターとして椎名さんもエッジの利いた活動をしてきた人ですから、周りも思考停止していたのかも知れません。創作の現場ですから、ギリギリを狙って作るのは分かりますが、周りに“それはマズい”とアドバイスしたり、コントロールする人がいなかったのでしょうか。甚だ疑問です」

 十字マークの部分が差し替えられた新たなデザインも発表されたが、今回はさすがに一線を越えてしまったようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ