著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【エノキダケ】「脾」を強化して「気」を補い、花粉症の鼻づまりを改善

公開日: 更新日:

 花粉の飛散が盛んな季節になりました。鼻づまりに悩まされている人も多いのではないでしょうか。

 花粉症による鼻のトラブルは、正式には「季節性アレルギー性鼻炎」という疾患です。鼻の粘膜に花粉が付着することで引き起こされる免疫反応により、鼻の神経や血管が刺激されます。異物を除去しようとする働きが作用して、鼻づまり、くしゃみ、鼻水といった症状が現れます。

 鼻づまりは、鼻粘膜が腫れて鼻から喉への通り道が狭くなることにより引き起こされます。口呼吸になるため、口内の渇きや咳などの症状が現れたり、匂いを感じくいことから食べものの味がわかりづらくなるケースもあります。

 シニアはかかりづらいと思われがちですが、花粉症は年齢に関係なく発症します。花粉が目や鼻から侵入し、体内の免疫システムによって異物が「敵である」と見なされると、対抗するための「抗体」が作られます。抗体は花粉に接触するたびに作られ、体内に蓄積していきます。そして蓄積量が一定のレベルに達すると、花粉が侵入した場合にアレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、鼻づまりなどの花粉症トラブルが引き起こされます。

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