キンプリ3人の脱退は"必然"だった?「成功の方程式」から抜け出せないジャニーズとの決別

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 脱退、退所の本質的な原因は何か。11月4日、ジャニーズ事務所はKing & Prince平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が来年5月にグループを脱退し、事務所を退所すると公式サイトで発表した。平野と岸はファンクラブ会員への動画メッセージで、「海外で活躍できるグループを目指してきた」と話したが、その夢が叶わないと悟ったようだ。

「ひと昔前の成功の方程式にこだわったジャニーズ事務所と世界志向のキンプリが合わなくなったのだと思います。今までのジャニーズのアイドルは国内で1番を目指せば良かった。テレビにたくさん出て名前を売って、CDデビューしたらオリコン1位を取る。そして、自分たちの冠番組をゴールデンタイムで持って、ソロでドラマに主演して高視聴率を取る。この活動を何年も継続していくうちに、国民的グループと呼ばれるようになる。それがSMAPや嵐だった。キンプリ3人の脱退は、ジャニーズの成功の黄金パターンとタレントの目指す方向性が一致しなくなった証拠です。つまり、時代遅れの方程式になってしまった。今回のメンバー3人の脱退劇は、ある意味必然でした」(芸能記者)

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