キンプリ3人の脱退は"必然"だった?「成功の方程式」から抜け出せないジャニーズとの決別

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■既存媒体を重視してネット進出に乗り遅れる

 ジャニーズ事務所は長年副社長だった藤島メリー泰子氏の方針もあり、既存の媒体を重視したため、ネット進出に乗り遅れてしまった。キンプリの公式YouTubeは昨年5月にようやく始まった。

「投稿の本数も多くないですし、YouTubeを活用して世界を目指すという意思統一は図れなかったのでしょう。周りがやっているから、とりあえずやっておこうという程度に見えてしまった。世界中の人々に音楽を届けられるストリーミングサービスも実質的には解禁していない。これでは世界を目指せません」(芸能プロダクション関係者)

■一般人と違うアイドルの年齢の重み

 平野は動画メッセージで「改めて自分の年齢と向き合った時に海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で全力で取り組んだとしてももう遅いなと感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました」と脱退の理由を明かした。

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