テレ朝「昭和アイドルベスト10」に“ジャニーズ0人”の違和感 トシちゃんもマッチも不在

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 8月27日に放送されたバラエティー番組「サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)は違和感たっぷりだった。平均年齢15歳の“昭和大好き博士ちゃん”たちが選ぶ「昭和アイドルベスト20」を発表し、1位は中森明菜、2位は山口百恵、3位は松田聖子という結果になった。4位に西城秀樹、6位にフィンガー5(男女混成グループ)、14位に沢田研二、20位にチェッカーズと男性も入ったが、ジャニーズ事務所のアイドルは一人も登場しなかった。

 民放関係者はこう見る。

「かなり不自然でしたね。当時の人気を考えれば、近藤真彦田原俊彦、シブがき隊、少年隊、光GENJI、男闘呼組はランクインするはず。一人も入らなかった理由は、所属当時の著作権を持っているジャニーズ事務所が映像の放送を許可しなかったからと推察されます。過去の映像をテレビ局が勝手に流すことはできないんですよ。SMAPが解散した後の音楽特番で、彼らの映像が放送されるべき場面で出てこないことがあった。その時、SNSで局への抗議が書き込まれていましたが、我々にはどうすることもできない。ジャニーズは退所した、しないにかかわらず、過去の映像をNGにする場合が多い。そのグループを全面的に取り上げるならOKが出ることもありますけど、ランキングの一部だとまずNGですね。CSで民放の昭和の番組が流れる時もジャニーズのタレントがいた回は、十中八九放送されません」

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