椎名林檎は「まだ沈黙」、藤井風は「即謝罪」…新時代アーティストに求められる処世術

公開日: 更新日:

 アーティストで音楽家の椎名林檎(43)ヘルプマーク酷似グッズ炎上から、およそ1カ月が経とうとしているが、いまだ鎮火しそうになく、所属レーベルのUNIVERSAL MUSICの再謝罪の文言が出たことをきっかけに、さらに炎上の勢いは増している。

 事の発端は、10月7日にリリース予定だった、椎名にとって初のリミックスアルバム「百薬の長」に付属される特典グッズの一つが「ヘルプマークと赤十字マークに酷似している」と批判の声が多く上がった事だった。

 ついにはヘルプマークの考案者である東京都からも『早急な対応を』と要請が出される事態になり、10月18日、UNIVERSAL MUSICから関係者への謝罪とともにグッズデザインの改定とアルバムの発売延期が発表されたが、椎名本人のコメントは一向に出ず、11月1日のレーベルの再謝罪文では、

《今回問題となった【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】の付属グッズは、椎名林檎本人が参画・監修した制作物ではありません》

《これがアーティスト自身の発案によるデザインであるという根拠のない噂を生んでしまったことで、椎名林檎のクリエイティビティや信念を傷つける事態を引き起こしてしまいました》

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発