著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

宮川花子の“芸人魂”に涙…3年ぶり「生駒の素人名人会」に車イスでサプライズ登場

公開日: 更新日:

 女芸人№1決定戦「THE W 2022」は天才ピアニストのリベンジ優勝で幕を閉じましたが、先日、“女芸人”の枠を超越した凄まじい“芸人魂”を目の当たりにして涙してしまいました。

 12月11日、場所は奈良県生駒市のとある会館でした。コロナの影響で中止になっていた「生駒の素人名人会」が3年ぶりに開催され、私も審査員のひとりとして参加していました。

 審査員に宮川大助・花子さんも予定されていましたが、多発性骨髄腫で闘病中の花子さんがお休みをされていて、アシスタントを務めていた娘さんの宮川さゆみさんが自宅にいる花子さんとビデオ通話し「今日は行けなくてごめんなさい。ちょっと緊急入院してましてん。けど頑張りますからみなさんも楽しんでくださいね!」と張りのある声で、メッセージを下さり、大会は熱気のあるスタートとなりました。

 大助さんに伺うと11月後半に病状が急変して救急搬送され、ICUに3日間入って12月の初めまで10日間ほど入院されていたとのこと。新人でデビューされた頃から39年間お付き合いのある“戦友”のことが心配でたまりませんでした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃