麻生太郎副総裁は国宝よりマンガが大事…“国立マンガ喫茶”計画15年ぶり活発化のトンデモ

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 まだ諦めていなかった。日本の漫画・アニメに加え、特撮やゲームの資料を保存する国立施設「MANGAナショナル・センター」(仮称)の設立を目指す超党派議員連盟の予算獲得に向けた動きが活発化。議連の最高顧問に君臨し、活動を支援しているのは自民党麻生太郎副総裁だ。

 無類の漫画好きの麻生氏は首相時代にアニメ、漫画、映画などの作品を展示する「国立メディア芸術総合センター」の建設費に117億円の予算を計上。「国営マンガ喫茶」との批判を浴び、2009年の政権交代後に民主党政権の手で中止に追い込まれた。

 今回の「国立漫画館」計画は15年越しのリベンジ。今や漫画やアニメは「クールジャパン」の代表格で海外での評価は高い。麻生氏は「『マンガ』という言葉は正式にフランス語になっているほどメインカルチャーになっている」と設立の意義を強調するが、日本古来の「カルチャー」を犠牲にしてまで実現させれば「保守」の名折れだ。

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