岸田首相「ウクライナ電撃訪問」テロップが《WBCの邪魔》と視聴者激怒!茂木健一郎氏も苦言

公開日: 更新日:

 日本時間21日午前のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝。日本代表の5番・村上宗隆(23)が9回裏、フェンス直撃の劇的サヨナラタイムリーを放ちメキシコ代表に勝利する直前、「岸田総理がウクライナを電撃訪問」の速報テロップが流れた。

 固唾を飲んで日本勝利の瞬間を見守っていた視聴者の多くは、一瞬でもテロップに目を奪われたことに後悔したようで、《岸田のウクライナ電撃訪問の邪魔な速報の後、村上のサヨナラ》《WBCの試合中に速報出たのは知ってたけど…》《日本中がWBCで盛り上がってる隙を突いて岸田がウクライナに盗塁》とSNS上に怒りが渦巻いた。

 脳科学者の茂木健一郎氏もツイッター上で、《WBCを見ていたら、ニュース速報のテロップ。また北朝鮮のミサイルかと思ったら、岸田総理のウクライナ電撃訪問だった。そうか、ゼレンスキー大統領と会ったんだと思ったら、なんと、まだ経由地ポーランドから列車に乗り込んだ段階だという。なぜこの時点で報道する? BBCのジャニーさんの報道についてはNHK、民放とも一切だんまりのくせに、このような国益にかかわることでくだらないスクープ合戦をする》とメディアに苦言を呈した。

 太平洋戦争後、日本の首相が戦闘が続く国や地域を訪れたことはなく極めて異例とはいえ、速報テロップを出すタイミングがあまりに悪すぎたようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償